【デメリットあり!】おすすめの電子サックスヤマハYDS150試してみました

楽器を始めて最初に対面する壁・・「音を出して練習できない!」と困っていませんか?

特に管楽器は大きな音が響き渡るため、集合住宅ではキビしいと思います。

それでも練習したい!楽器に触れていたい!という思い・・良くわかります。

そんなあなたに!このデジタル楽器【デジタルサックスYDSー150】はいかがですか?

ヤマハYDS150は、2020年11月に発売された電子サックスです。

本物のサックスに近い音と吹奏感を実現しながら、コンパクトで持ち運びやすく、自宅でも気軽に練習できるデジタル楽器として発売以来順調にファンを増やしています。

目次

おすすめポイント

1  本物のサックスに近い音と吹奏感

デジタルサックスYDS150は、ヤマハの音響技術とデジタル技術を駆使して、本物のサックスに近い音と吹奏感を実現しています。

音色は、設定の変更によってクラシックからジャズまで幅広いジャンルをカバーし、吹奏感は、息の強弱や角度によって音色や音量が変化します。

2  コンパクトで持ち運びやすい

デジタルサックスYDS150は、本体のサイズが約70cm×11cm×10cm、重量が約1kgとコンパクトで、持ち運びに便利です。

また、電源は付属のUSB電源アダプター5V/1A (micro USB Type-B)だけでなく、単4電池4本でも演奏できるため、屋外でも気軽に練習できます。

3  自宅でも気軽に練習できる

デジタルサックスYDS150は、15段階で音量を調節でき、家の中や夜でも音量を気にせず気軽に演奏を楽しめます。

また、イヤホンやヘッドホンを接続すれば周囲に音を出さずに集中して演奏することもできます。

個人的に一番おすすめしたい点は、E♭菅・B♭菅に限らず【C菅】の設定で音色だけ変えて(クラリネットなど)練習ができるため、一般に多く売られている好きな曲のピアノ符などで移調することなくそのまま演奏できることです。

4  アプリと連携してさらに便利に

デジタルサックスYDS150は、専用アプリ「YDS150 Controller」と連携することで、さらに便利に使用できます。

アプリでは、楽器の設定や音色の編集など、音づくりの幅を広げてくれるさまざまな機能を利用でき、本体ではできない細かな設定をすることができます。

5  廉価版としてデジタルサックスYDS120が2023年5月に発売

デジタルサックスYDS150と比べると、比較的お手頃な価格で購入できます。

デジタルサックスYDS150と大きく違うのは、イエローブラス製ベルがなくなり、マウスピースがリード+リガチャーからリコーダー風に変更されており、Bluetooth MIDIがなくなった為にUSBケーブルで直接スマートフォンと接続する仕様に変更になっている点です。

また、専用ソフトケースが付属していません。

デメリット・残念なポイント

1  本物のサックスと比べると音質や吹奏感が劣る

YDS150は、本物のサックスに近い音と吹奏感を実現していますが、完全に同じではありません。

本物のサックスと比べると、音質や吹奏感に違いがあります。

2  自分が奏でている音ではない

YDS150に搭載されている音源は、クラシックからジャズまで幅広いジャンルの音を、プロサクソフォン奏者の音色を全音サンプリングしてつくられています。(この為、誰が吹いてもプロの音色を奏でることができます)

自らが吹いている音色ではない為、実際のサクソフォンを吹いたときには音の響きや音質は全く違ったものになります。

筆者はこのデメリットからデジタルサックスYDS120+マウスピース+リガチャー+専用樹脂リードの購入を真剣に考えましたが、専用ソフトケースが付属していないことが大きな要因となりデジタルサックスYDS150を選択しました。

実際に届いた商品を開封します。

YDS-150用スタンドとYAMAHA製ヘッドフォンです。

※商品の特性上、ほんもののサックスと違いほぼ自宅内で使用すると思います。

筆者自身いつしか冒頭のようにスタンドに立てかけたまま、ずっと出しっぱなしで使用しています。

経験上、スタンドは必須ですが専用ソフトケースは要らないかもしれません。

本体は専用ソフトケースに入って梱包されています。

まとめ

デジタルサックスYDS150は、本物のサックスに近い音と吹奏感を実現しながら、コンパクトで持ち運びやすく、自宅でも気軽に練習できる電子サックスです。

自身が吹いている音の響きや音色を楽しむことはできませんが、本物のサックスを所有する前に練習したい方や、自宅で気軽にサックスを楽しみたいという方におすすめです。

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